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◆合唱団スコラ・カントールム第9回特別演奏会 シュッツ《宗教的合唱曲集》より5声曲全曲・《ヨハネ受難曲》

2019年9月21日(土) 会場:日本聖公会聖パウロ教会(東急東横線祐天寺駅下車徒歩5分)

2019年9月22日(日) 会場:SDA小金井キリスト教会(JR中央線東小金井駅よりバス「関野橋循環」「武蔵小金井駅行き」「Cocoバス北東部循環」いずれも関野橋バス停下車徒歩3分)

(会場となる「日本聖公会聖パウロ教会」についてはこちら、「SDA小金井キリスト教会」についてはこちらをご覧ください)

開場13:30
開演14:00
全席自由・入場無料(教会への献金をいただければ幸いです)

演奏曲目

ハインリヒ・シュッツ《宗教的合唱曲集》より5声曲全曲 SWV369-380
オルガン:押野見 真理(宗教的合唱曲集)
(オルガン提供・調律:石井 賢)

ハインリヒ・シュッツ《ヨハネ受難曲》SWV481
福音史家:野中 裕
イエス:西久保 孝弘
ピラト:山原 勝裕
門番の女:大貫 由香
ペテロ:松原 弘直
下役:木下 圭一
祭司長の下僕:布山 和男

オルガン:押野見 真理(宗教的合唱曲集)
(オルガン提供・調律:石井 賢)

合唱:スコラ・カントールム
指揮:野中 裕


1990年に設立された合唱団スコラ・カントールムは、本年1月に創立満29年を迎えました。本年は昨年の「第8回特別演奏会・ヘンデル《メサイア》」に引き続き、第9回特別演奏会として、ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)の《宗教的合唱曲集》5声曲全曲と、めったに演奏されない彼の晩年の傑作、《ヨハネ受難曲》を取り上げることになりました。 今回は、教会での無料コンサートという位置づけで、2公演を行います。2019年9月21日(土曜日)は目黒区祐天寺の日本聖公会聖パウロ教会、翌9月22日(日曜日)は、小金井市のSDA小金井キリスト教会をお借りすることができました。この演奏会実現のために御尽力いただいた両教会の皆様方に、深く御礼申し上げます。

シュッツは「ドイツ音楽の父」と称される偉大な作曲家です。とりわけ対位法的な書法を大事にすることと、ドイツ語の語感をそのままに作曲することへの執念において、当時の作曲家でシュッツの右に出るものはおりません。私たちも、機会あるごとに彼の作品を大切に歌い続けてまいりました。

《宗教的合唱曲集》は、当団初めての試みとして、ピッチa=466、ミーントーンに調律されたオルガンとともに演奏することに致しました。全曲演奏を志すにあたって、シュッツが思い描いた理想的な音響は、他のいかなるテンペラメントでも実現できないと考えたからです。団員も新鮮な向上心を持って、この試みに取り組んでおります。オルガン演奏は、当団の練習伴奏者である押野見真理が務めます。なお、教会の大オルガンを使った押野見のソロもお楽しみいただく予定です。どうぞご期待ください。

《ヨハネ受難曲》は、当時としては極めて珍しいアカペラの受難曲です。季節外れではありますが、シュッツの世界をご堪能いただくために敢えてプログラムに入れることになりました。フリギア旋法に基づく、緊張感と哀切さに満ちた名曲です。2014年「バッハ:《マタイ受難曲》プレコンサート」でイエスを好演した団員の西久保孝弘が、プロ転向後満を持してシュッツのイエスを務めます。こちらもご期待いただければと存じます。

今回は入場無料の演奏会のため、2公演ともチケットはございません。直接会場にお出かけください。なお両教会とも収容人数には限りがございますので、お早目のお出でをお願い申し上げます。また、当日は教会への献金にご協力いただければ幸いに存じます。

皆様のご来場を、団員一同心よりお待ち申し上げております。                   



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